まいにちまいにち

日々を摘む。

2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

育てています

気に入るとそればかり食べる癖がある。 5月くらいにぬか漬けをはじめたところ、すっかりハマった。 お酒のおつまみとしてもごはんのお供としても美味しい上に整腸作用もある。 冷蔵庫で保管しているので2日や3日ほうっておいても平気だし、 旅行に出かけたと…

群発頭痛のこと

6月下旬からワソランを飲み始めて3ヶ月経った。 今回はなんと一度も激しい発作が起きていない。 痛んでも6~7割くらいのレベルで、脂汗をかいてのたうち回るような激痛はない。 QOLを下げることなく旅行も食事も楽しめた。薬は偉大。 ちなみに去年はちょうど…

わかったふりをしがち

Bunkamuraシアターコクーンで「かもめ」千秋楽。 思えば先行予約抽選でチケットの当選を電話確認したのが小豆島でのこと。 引き換え期間内に指定のコンビニに行けなかったので、 一足先に東京に戻っていた友人に代金の立て替えとチケットの受け取りをお願い…

竹やぶに入らずんば大金を得ず

安いツアーでちょっと沖縄に遊びに行くくらいのお金が消えることになった。 必要経費とはいえ、不意の出費はこたえます。竹やぶに行かないとなあ。

上映後に会場がざわついた

松本人志監督最新作の「R100」を見た。 この監督の映画はなんとなく避けてきたのだが、今回は気になるキャストが多いのと、 女優陣のボンデージ姿があまりに決まっているので見ようと思っていたところ、 試写会に誘ってもらった。 これはなんでだろうなあと…

目的と手段

水切りヨーグルトが面白い。 コーヒーを淹れるときに使う逆三角形のアレをマグカップの上に乗せて フィルターをセットしてヨーグルトを入れると乳清がどんどん落ちる。 1時間もすると水分と酸味が抜けて柔らかめのカッテージチーズのようになる。 濃くまろや…

その夜は悪夢を見た

つけ麺は1度だけ食べたことがある。 うん、そうか。と納得してそれきり食べていなかったのだが、 すだちを絞って食べさせる店を見つけて、レモンを筆頭に酸味が好物なので入ってみた。 小さなおろし金で皮を少し削り、果汁で洗いながら麺にかける。 つけ汁は…

坂道を避けて

自転車であてもなくウロウロするのは楽しい。 行き止まりになりそうな小道ほど面白そうなものはない。 こんなんだと配達の仕事はできないな。 廃墟かと思っていた神社が実は由緒正しく、例大祭には屋台が並び賑わうと聞いた。 いつ見てもひと気のない境内と…

成敗いたす!

ドラマ「半沢直樹」の最終回だった。人気ですなー。 冒頭であらすじをおさらいしてくれるし毎度30分過ぎにクライマックスが来るし、 敵の善人な面を見せるかと思いきや単純に弱みとして見せるだけという勧善懲悪もので、 金融をベースにしている割には流し見…

記憶

学生時代は毎晩のように下北沢で飲んでいた。 その頃に友人がアルバイトしていたオーセンティックバーがある。 学生には分不相応だったが、何も考えていなかったのと背伸びしたかったのでよく行った。 大学を卒業してからは下北沢からも引越し、足が遠のいて…

ところてん式

去年、箱でいただいた揖保の糸をやっと食べきった。 夏の素麺は簡単で美味しい。これまであまり食べなかったのがもったいない。 つけつゆは麺つゆにあさつきとすりごまをどっさり入れるのが一番だ。 アサリの酒蒸しのつゆに入れると日本酒のしめにいい。 揖…

早く人間になりたい

今日は旧暦の8月15日、中秋の名月だ。満月だった。 次に中秋の名月と満月が重なるのは8年後らしい。 東京オリンピックもすっかり終わっているな。 8年あれば幼稚園児が中学生になり、中学生は大学生になれる。 8年前はアリだったが今はキリギリスだ。8年後は…

思い続けている

部屋を片付けなければいけないと思い続けている。 これがなかなか、じわじわと自尊心を傷つける。 片付けなければいけないと思い続けながら本を読む。お茶を飲む。

しょうがない

海南鶏飯風炊き込みごはんの素が出てきた。裏返すと賞味期限が迫っている。 他に特に食べたいものも食べなければならない食材もないので炊くことにした。 パックから出すと、レトルト独特のにおいが鼻をつく。 生姜ないのでポッカレモン少しと余っていた玉ね…

光陰

台風18号が夏の余韻を掃き清めていった。 空は澄み、墨色の富士山を背景に茜色に染まった。 ひたひたに増水した川はまだごうごうと暴れている。 まずい。もう秋だ。

サイコパスである

昨日見た「ぬるい毒」はサイコパスと出会ってしまった女の話だ。 先週読んだ伊坂幸太郎の新刊「死神の浮力」もサイコパスに立ち向かう話だった。 「死神の精度 (文春文庫)」と同じ設定で「千葉」と名乗る死神が登場するが、 オムニバスではなく一つの長編で…

「私の人生は23歳で決まる」

紀伊國屋ホールで本谷有希子原作、吉田大八脚本・演出の「ぬるい毒」。 出演は夏菜、池松壮亮ほか。 本谷らしく、イタい女性の“恥”と“自我”をえぐる物語だった。 不安定な印象の夏菜の表情と池松のねっとりした喉声が役に合っていた。 いま思い出した。23歳…

おうどんと日本酒

美味しいおうどんを食べた。あだ名がうどんになるほどのうどんフリークが通い詰めているので気になっていた。たまたま居合わせたうどんさんに一口もらった王祿という日本酒もめちゃくちゃ豊潤で美味しかった。確かにこれは通う。

インザベッド

後期試験の解答用紙を教卓に提出するとき、レポートがあることを黒板で知らされた。この単位に卒業がかかっているんじゃなかったか。レポートの準備をするため、試験後飲みに行く約束をしていた友人を家で待たせる。課題は試験会場の各教室に一問ずつ書いて…

蝉落ちる

9月11日だった。あの日のことを思った。シリアとアメリカとロシア。戦争と平和と津波。世界は連鎖しつながっている。店に並ぶ野菜の顔ぶれが変わりはじめた。

文字と言葉

犬を抱いたご婦人が子守唄を歌っていた。猫かわいがりなのが丸出しで微笑ましい。ツヤツヤで穏やかな顔のロングコートダックスフントだった。11歳、6kgと聞いた。レールの溝に脚を滑らせて以来、踏切を怖がって渡れないのだという。「重いのよ〜暑いし」こぼ…

もう一度見たい

7月の日記がまだ瀬戸内から帰ってきていないのはさておき今日の話。 松尾スズキ作・演出の「悪霊~下女の恋」を再々演で初めて見た。 「マシーン日記」と同じ4人芝居で、キャストは三宅弘城、広岡由里子、平岩紙、賀来賢人。 物語も演出も役者も最高の芝居だ…