目的と手段
水切りヨーグルトが面白い。
コーヒーを淹れるときに使う逆三角形のアレをマグカップの上に乗せて
フィルターをセットしてヨーグルトを入れると乳清がどんどん落ちる。
1時間もすると水分と酸味が抜けて柔らかめのカッテージチーズのようになる。
濃くまろやかな味になっていて、蜂蜜をかけると美味しい。
といっても私は水を切るのが実験のようで面白くてやっているだけなのだが。
料理に使ってもいいらしい。
テレビで料理研究家が紹介していたのは、揚げた豆鯵を野菜の千切りと和えるもの。
野菜の千切りに水切りヨーグルトと乳清と調味料で味付けするのがポイントらしい。
鯵の南蛮漬けは大好物なのでぜひ食べてみたい。
しかし腑に落ちない。ヨーグルトと乳清を両方入れるならなぜ水を切るのだろう?
水を切る行為そのものが目的になっていないか?
だとしたらいい友達になれそうだ。