まいにちまいにち

日々を摘む。

信じてくれて嬉しい

側頭部が熱を持ってきた。

やはり1日でも予防薬なしで過ごすのは無謀なので、別の病院を探すことに。

昨日の医師が薬のことを知らなかったので、薬を変えなければいけないかもしれない不安と、

医師の気分を損ねないようにうまく薬のことを説明しなければというストレスもあった。

 

群発頭痛の診断を得るまでに15年かかった。

所見書を持って行ったにもかかわらず、筋緊張性頭痛の処方薬で逆に悪化したり、

痛みに堪えかねて行った会社の診療所で、専門医ではないからと内科医に酸素吸入を断られたり、

そのたびに激痛と「どうしてわかってくれないのか」と絶望に近い気持ちを味わってきた。

去年、初めて群発頭痛と診断され、ちゃんと効く痛み止めと予防薬を手に入れた。

もっと早く頭痛外来に行けばよかったのだが、働きながら大きな病院で何時間も待つのはムリだ。

どれほど多くの医師が患者の訴えを信用しておらず、専門外の診断と処方に慎重であることか。

慎重ではあるべきだが、激痛を訴える患者を前に何もしないのもどうかと思う。

 

いっぽう、「俺たちの仕事はサービス業だ」と言う医師もいる。

そこまでは求めないが、もう少し患者の話に耳を傾ける必要のある医師はまだ多い。

 そんな思いがあったので、話がスムーズにできそうな科目のクリニックに行った。

(本当はペインクリニックこそ、スムーズに話が進むと思っていたのだが)

そこも大混雑で2時間待ったが、頼れそうな医師が必要最低限の薬を処方してくれた。

日中痛くなったらいつでも酸素吸入しに来ればいいとも言ってくれた。心強い。

私の話をきちんと聞いて、信じてくれて嬉しい。

 

疼きは少しずつ大きくなってきている。