まいにちまいにち

日々を摘む。

100円拾ったら交番に届けますか?

オーディトリウム渋谷で「ぼっちゃん」トークショー付き上映。

加藤智大被告が秋葉原無差別殺傷事件に至るまでをフィクションで描いた映画。

チケットを確保してから腹ごしらえした。

十割そばのもり、茄子天、プレモル生で530円。アベノミクス無縁。

 

肝心の映画は、あとからジワジワと胃にもたれてきた。

感想がまとまらないので人物について。

 

主人公の梶に共感はしなかったが、妙な愛着を感じた。

ある演出について大森立嗣監督が、

「撮るうちに水澤くん(梶)に愛情がわいて、〇〇させたくなくなった」

と言っていたので、カメラ越しの愛着がスクリーンににじみ出たのか。

〇〇は大事なとこなんで気になる人はこっそり聞いてください。

 

岡田については、考えはじめたら混乱した。

私は性善説支持。でも、人は大なり小なり魔が差すものだとも思う。

 

魔が差すことってないですか?

スルーし続けるの大変じゃないですか? そうでもないですか?

私はしょっちゅう大変です。

 

一生、魔が差すことのない人もいれば、魔に抗えない人もいる。

何度も魔が差す人生を肯定するなら、それは性悪説とどこが違うのかな。