まいにちまいにち

日々を摘む。

選べない

「凶悪」「地獄でなぜ悪い」「恋の渦」「謝罪の王様」が見たい。気になる邦画だらけだ。

が、結局出かけずHDDで眠っていたNHKドラマ「生むと生まれるそれからのこと」を見た。

彼女の妊娠を機に恋人との関係がどう変わっていくかを描いたドラマで、

柄本佑関めぐみが一風変わったカップルを演じている。

二人ともうまいし脚本は岩井秀人で安定して面白かった。

柄本佑はこういう、煩悶としながらも前を向いて人と関わっていく役がすごくいいと思う。

人生には大切な袋があると申しまして

あまちゃん」のおかげで朝ドラを見る習慣がせっかくついたので、

今日から始まった「ごちそうさん」も見てみることにした。

朝からフォアグラのフランやミートパイ、鴨のオレンジソース…。

飯島奈美さん監修の美味しそうな料理にまんまと胃袋をつかまれている。

話も面白いといいなあ。

育てています

気に入るとそればかり食べる癖がある。

5月くらいにぬか漬けをはじめたところ、すっかりハマった。

お酒のおつまみとしてもごはんのお供としても美味しい上に整腸作用もある。

 

冷蔵庫で保管しているので2日や3日ほうっておいても平気だし、

旅行に出かけたときは茹でたごぼうを入れて表面に軽く塩をしておいたら、

帰る頃にはすっかり美味しく漬かっていた。

ぬか床には旨味出しのだし昆布のほか、実山椒、青唐辛子、生姜と、香りのよいものをときどき入れてきた。

 

漬ける野菜は、大根、にんじん、ごぼう、茄子とお気に入りが変遷して今はキャベツ。

足しぬか直後の捨て漬け用(発酵を促してくれるので)としか思っていなかったが、

他に漬けるものがなかった時にキャベツを漬けてみたら思いのほか美味しかったのだ。

生とはまた違うシャクシャクした食感がなんとも言えずごはんに合う。

いまは茄子もきゅうりも高くなり、大根もまだ安くない。

キャベツなら他の料理にも使えて便利なので、しばらく常備することになりそうだ。

 

群発頭痛のこと

6月下旬からワソランを飲み始めて3ヶ月経った。

今回はなんと一度も激しい発作が起きていない。

痛んでも6~7割くらいのレベルで、脂汗をかいてのたうち回るような激痛はない。

QOLを下げることなく旅行も食事も楽しめた。薬は偉大。

ちなみに去年はちょうど2ヶ月で頭痛期が終わったが、

今年はワソランを飲んでいるのでちょっと長引いているのかもしれない。

 

9月頭、左側頭部の疼きを感じなくなったので診察で薬をやめていいかとたずねたら、

急にやめるとリバウンドが起こるのでまだしばらく飲んだほうがいいと言われた。

前回追加された抗てんかん薬のデパケンは効いている実感がなかったので中止し、

ワソランは変わらず1日3回飲み続けている。次の診察から薬を減らすという話だ。

定期的な疼きがなくなった油断で一時的に薬をサボったらてきめんに復活したので、

薬を減らしてからの生活がちょっと怖い。しばらくお酒を控えることになるかも。

 

頭痛の発作が起こることに比べたら、一時的にお酒を飲めないことなど問題ではない。

 

わかったふりをしがち

Bunkamuraシアターコクーンで「かもめ」千秋楽。

思えば先行予約抽選でチケットの当選を電話確認したのが小豆島でのこと。

引き換え期間内に指定のコンビニに行けなかったので、

一足先に東京に戻っていた友人に代金の立て替えとチケットの受け取りをお願いしたのだった。

客席にはジャニーズファンらしき人が多く、いつものコクーンとは雰囲気が違った。

 

初めてのチェーホフ。面白かった…と思う。

が、やっぱり私は現代モノのほうが好きだと再確認した。

席は2階の一番後ろだった。あの劇場は傾斜がつきすぎていて好きじゃない。

上映後に会場がざわついた

松本人志監督最新作の「R100」を見た。

この監督の映画はなんとなく避けてきたのだが、今回は気になるキャストが多いのと、

女優陣のボンデージ姿があまりに決まっているので見ようと思っていたところ、

試写会に誘ってもらった。

 

これはなんでだろうなあと思うことが一つずつ種明かしされていく感じがよかった。

演出、音楽、効果…ネタバレを避けたいのでここまでで。

SMシーンはほぼ暴力で、エログロというほどではないので女性も見やすいと思う。

 

女優陣は、サトエリと富永愛のボンデージ姿は表情含めものすごく絵になっていたのだが、

誰が一番似合っていたかで思い返すと、寺島しのぶが圧巻だった。

本物の女王様がどんなものか知らないが、きっとこうなんだろうと思わせる説得力があった。

万人に薦められる映画ではないが私は面白いと思う。